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2013年10月11日(金)夜~12日(土)  島原半島縦走

2013年10月11日(金)夜~12日(土)  島原半島縦走

森から草原、火山帯、観光地へと変わりゆく道のり。夕日が海を染め暗闇に転じる半島。
誕生日前日に、自然を目一杯満喫した山旅となった。

【メンバー】単独

【天候】12日:快晴

【行程】
・10月11日(金)夜~12日(土)
京都駅八条口19:40=(高速バス) ⇒7:05諫早IC→7:35西諫早駅=(JR)⇒7:40諫早駅=(島原鉄道)⇒8:10愛野駅=(島鉄バス)⇒8:30橘神社前バス停
橘神社前8:30→8:40橘神社→9:15RFミス→10:10登山道復帰→11:00田代原10→11:25牧場分岐→11:55雲仙分岐→12:20九千部岳25→13:05第二吹越→13:50国見岳分岐→14:05妙見岳→14:10第二吹越分岐→14:25国見岳→14:50紅葉茶屋分岐15:00→15:20立石の峰→15:35普賢岳40→15:55紅葉茶屋→16:15仁田峠→16:35池の原園地→16:55雲仙バス停
[行動時間(休憩除く)7:55]
雲仙17:19=(島鉄バス)⇒17:45小浜・入浴・夕食等→19:00小浜南本町公民館・受付・21:30仮眠

⇒「2013年10月13日(日)~14日(月)朝 橘湾岸スーパーマラニック100km」 に続く

【感想】
翌日のマラニック会場が小浜温泉なのでそれを念頭に縦走路を計画。
当初は島原半島東部からの入山を考えていたが、アクセスに時間がかかる上に普賢岳東面はマラニックでも見ることになる為ルート変更。

橘湾に近い橘神社(標高数十m?)で山・走り旅の無事を祈願。
ちなみにこの神社、年末になるとギネスに認定された高さ11m超の巨大門松が出現する。
ここから九州自然歩道を田代原(約600m)まで行くが、田代原には車で入れるので登山道は荒れ気味。
道を見失って藪こぎを強いられたりニシキヘビを踏みそうになったりと散々である。
約6kmの道中でヘビ7匹と遭遇、もういい。

 田代原はキャンプ場や牧場もあり、これから目指す九千部岳~普賢岳への登山の起点にもなっている。
ここからは木の根や枝のある土道から、岩礫と黒い泥土に変わり火山地帯の様相。
九千部岳(1062.4m)までひたすら苔むした急な石段の登り、さすが坂だらけの長崎。
山頂は360度の展望で、橘湾や島原周辺はもちろん、有明海の向こうには今年GWに訪れた多良山系も見えた。
第二吹越へは緩い下りの癒やし系トレイル。第二吹越(約900m)は、山を縫うようにつけられたハイウェイの駐車場である。

立ち止まると、常時吹き付ける冷たい強風で指先が冷えてくる。
妙見岳・国見岳・普賢岳の中では普賢岳(1359.3m)が一番高く、橘神社からだと累積で1500mは登っている計算。
走る前から息切れ、筋肉痛になりそうだ。
これらの三座はそれぞれ特徴的で、妙見岳はロープウェイで簡単に登れる庶民派、国見岳は巨大な岩盤登りのあるクライマー派、普賢岳は先の大噴火で新しくできた平成新山(1488m)がすぐ脇にあり歴史をおもわせる山である。

遠目からでも平成新山はモクモクと噴煙を上げており、立石の峰~普賢岳周辺は不思議な景観となっていた。
そもそもこの一帯は、はるか太古に妙見岳が生んだカルデラ火山。
長い年月を経た末に、国見岳や普賢岳には樹木が生え、立石の峰は笹原の山となった。
平成新山はこれからどんな山頂となるのだろうか。

 下山が遅れるとマラニック前の仮眠の時間が削られる。小浜行きのバスの時刻目指してひたすら下山。
雲仙にある温泉神社で更に祈願。24時間経たないうちにまたここに来るのか…。
小浜で入浴・食事・準備等を済ませ、下山報告をすっぽかして(大変失礼致しました)2時間程仮眠した。
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